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2022.03.31
Column

シミの種類・仕組みについて

お肌のお悩みNO.1「おシミについて」

目次

1,シミの種類

2,シミのできる仕組み

3,対策

4,今回のまとめ

 

1,おシミの種類

おシミの種類は大きく分けて4種類。

各々性質が異なり、対処方法が違うものもあるため、見極めが大切。なのですが、実際は皮膚科の先生に診てもらっても見解が分かれることがあるほど、判断が難しいものでもあります。

日光黒子(にっこうこくし)雀卵斑(じゃくらんはん) 炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)肝斑(かんぱん)

 

  • 日光黒子…多くのシミがこのタイプ。日光性黒子、老人性色素斑とも。淡褐色~濃褐色の色素斑で、顔以外にも手、背、前腕、上背などの露出部に多い。特に中年以降に増え、主に紫外線が原因とされる。
  • 雀卵斑…いわゆるそばかす。直径数ミリ以下の丸い斑点のような顔に生じる茶褐色の小さな斑点で、頬や鼻の周りなどに多く出る。遺伝性が強く、3歳ごろから見られ、思春期に特に目立つようになる。
  • 炎症後色素沈着…やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミ。年齢・性別・部位に関係なくできるが、時間とともに徐々に薄くなることが多い。
  • 肝斑…女性の顔に多く生じるシミで、妊娠・経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化するので、女性ホルモンが関連して発症するといわれる。紫外線で少し悪化する。薄い褐色でやや大きく、頬骨に沿って左右対称にできるのが特徴的。高齢者ではほとんど見られない。また、レーザー治療で悪化するといわれている。

2,シミのできる仕組み

しみとは、黒色メラニンが過剰に分泌→蓄積し、茶色く見える症状を言います。

上記の種類によってできる原因は違いますが、黒色メラニン分泌のメカニズムは下記の図のようになります。

シミの色と深さ

紫外線にあたり、メラノサイトから過剰に黒色メラニンが分泌。メラニンが過剰に作られ、ターンオーバーのサイクルが乱れて新陳代謝が滞ると、本来はがれ落ちるはずのメラニンも、そのまま滞って色素沈着=「シミ」となってしまうのです。

3,対策

出来てしまったシミへの対策は、ビタミンCや美白の商品で時間をかけて対応していくパターンと、ピーリングによって肌の再生サイクルを正常なものへと戻していくこと、あるいはレーザー治療によって直接シミの除去を行うこととなります。しみの種類によっては、一度レーザーで焼いても浮き出てくるものや、肝斑のようにレーザーによって濃くなってしまうといわれるものもあるため、見極めが肝心です。

アイムでは幹細胞培養液導入コースや、フォトクリニカルコースで対応させていただきます。

4,今回のまとめ

おシミは永遠のお悩み。早期の解決を目指すなら、まずはクリニックに相談→処置してもらってから、その後の回復を早めたり今後の予防にエステサロンをご利用いただくのがいいのではないでしょうか。