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2022.04.15
Column

美容と腸内環境について①

今や『美容と健康は腸から!!』というのが当たり前の時代。今回から腸内環境について掘り下げてみます。

 

目次

1,腸内環境とは

2,腸内環境が大切な理由

3,腸内環境と美の関係

4,今回のまとめ

 

1,腸内環境とは

まず、腸内環境についてお勉強しましょう。

大腸内部には非常に多くの腸内細菌が生息していて、その種類は数百種類、数は数十兆個から100兆個に上ると言われています。それらは、腸の壁を覆い尽くすように集まっており、その様子が花畑に見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内フローラを構成する腸内細菌は、大きくわけて3つに分類されます。

『善玉菌』…体にとって良い働きをする菌。悪玉菌の増殖を防ぎ、食中毒菌などによる感染を予防したり、有害物質の産生を抑制する。ex.ビフィズス菌・酪酸生産菌
『悪玉菌』…体に悪影響を及ぼす菌。腸内でのたんぱく質の腐敗を進行させ、有害物質を作りだす。ex.ウェルシュ菌・大腸菌
『日和見菌』…どちらにも属さず、優勢になった菌に味方して同じ働きをする。ex.ブドウ球菌・乳酸菌・バクテロイデス

この三種はそれぞれ20%、10%、70%といった割合で存在している状態が良い状態とされています。

腸内フローラ

2,腸内環境が大切な理由

前述の腸内フローラが整っている状態を『腸内環境が良い状態』ということになります。

では腸内環境が整うことはなぜ大切なのでしょう?

実は私たちが生きていくための行程…吸収して、エネルギーに変えて、排せつをする…そのすべてに腸は関わっているからなのです。

腸や腸内フローラと健康の関わり 

  • 腸は脳と迷走神経でつながっており、脳と大きな関わりを持っている。
  • 腸内で発生した毒素は、血液に溶け込み全身を巡るため、全身に不調が現れる。
  • 腸内フローラを構成する腸内細菌の中には、脂肪を付きにくくする菌が存在する。
  • 腸内フローラ構成する腸内細菌の中には、大腸がんの原因物質を生成する菌が存在する。
  • 腸は免疫機能が集まる器官(約70%)であり、その働きに腸内フローラが関わっている。

このように腸や腸内フローラと、私たちの健康は密接に関係しており、腸内環境を整えることは、健康へ近づくことなんですね。

 

3,腸内環境と美容の関係

では美容との関係はどのようなものがあるでしょう。

腸内細菌のバランスが崩れると悪玉菌が増え、悪玉菌の発生する有害物質によって肌荒れや便秘、感染症などを引き起こしてしまうことがあります。

ストレスや食生活の乱れによって便秘になると、腸内には食べ物を腐らせる悪玉菌が増え、有毒ガスや活性酸素を発生させます。また、腐敗産物であるフェノール類やパラクレゾールが腸内に蓄積されます。

有毒ガスや活性酸素は腸内環境をさらに悪化させ、血液を通して全身に運ばれ、末端組織であるお肌にも影響します。すると、お肌の新陳代謝を遅らせたり、免疫力を低下させ、吹き出物やしわやシミ、たるみなどの症状の原因にも繋がります。

4,今回のまとめ

美肌や健康の維持に欠かせないのが美腸。腸内環境の乱れで起きる肌荒れは、腸内環境を整えると和らいでいきます。

腸内環境が整うと免疫力もアップし、心身の健康にも良い影響を与えてくれます。腸内環境を整えて、お肌をきれいに保ちましょう。