今回は化粧水編☆学んでいきましょう☆
目次
1,化粧水の必要性
2、化粧水の種類・おすすめのお肌
3,化粧水のつけ方
4、今回のまとめ
1,化粧水の必要性
化粧水の役割は大きく分けて二つ。「phバランスを整える」「水分量を整える」。
洗顔後の肌はphバランスが弱アルカリ性に傾いていますので、理想的なphバランスである弱酸性に整えるのも化粧水の働きのひとつです。スキンケア効果を高める効果も期待できます。肌が乾燥していると角質が硬くなってしまい、美容液やクリームの浸透を妨げてしまいます。そこで、化粧水で角質層をうるおわせることで肌が柔らかくなり、美容液やクリームが肌になじみやすくなります。
実は洗顔と同じく、日本人と欧米の化粧水に対する考え方が違うんです。欧米では風土や水質の違いから、化粧水で保湿するという考え方ではなく、主に汚れを拭き取るために使われます。日本人にとっての化粧水とは根本的に違うため、欧米で保湿目的の化粧水を探しても見つからないことが多いそうです。
2、化粧水の種類・おすすめのお肌
1) 柔軟化粧水
肌に水分を補給し、みずみずしくうるおいのある肌を保つために使用する化粧水です。一般的に「化粧水」というと、この柔軟化粧水のことを指します。【乾燥肌・保湿が必要なお肌】
2) 収れん化粧水
肌を引き締める収れん作用や、皮脂の分泌を抑制する作用がある化粧水です。「トーニングローション」や「アストリンゼント」などは収れん化粧水に分類されます。【ニキビ肌・皮脂過多】
3) ふきとり化粧水
肌表面の汚れや古い角質をふきとるために使用する化粧水です。ふきとり効果を高めるために、界面活性剤やアルコールが通常の化粧水より多く配合されていることがあります。【角質層が厚い肌】
3,化粧水のつけ方
化粧水のつけ方でまず質問されるのが「コットン」がいいか「手」がいいか。どちらにもメリットデメリットがあります。
手でつける場合
<メリット>
コットンより肌への刺激が少ない
手の温度で肌が温まるため、肌へのなじみがよくなる
手で肌の状態が確認できる
<デメリット>
手の凸凹によって塗りむらが起こりやすい
不潔な手で使うと、雑菌が肌に付きやすい
手の体温で、化粧水が蒸発するリスクがある
コットンでつける場合
<メリット>
凹凸がないので、肌の細部にもムラなくつけることができる
衛生的に使える
使用量のコントロールがしやすい
化粧水の蒸発のリスクが低い
<デメリット>
肌に刺激や負担を与えるリスクがある
コットンに吸収された分が無駄になる(経済性がよくない)
コットンはお肌にとって異質なもの。お肌に優しい方法を取るなら、ハンドではないかと思います。ということで、ハンドでの化粧水のつけ方を下に記しますね。
①片手のひらにとった500円大の量の化粧水を、両手のひら全体に広げます。
②顔の中心から外側へ、手で顔を包み込みながら、大きく円を描くようにのばします。
③目元や口元などお肌が薄くデリケートなパーツは、指の腹でそっと押さえるように伸ばします。
④次におでこに手に残った化粧水をなじませ、最後にフェイスラインを軽く押さえましょう。
⑤潤いが足りないようなら、もう一度同じことを繰り返してもかまいません。
ただし、何度も化粧水を使うよりも続いて美容液など違うアイテムを使う方が効果的です。
乾燥しやすいUゾーン(顎〜頬)は、特に気を配りましょう。
⑥手で顔に触れ、肌になじんだかどうかチェックしましょう。肌に吸い付く感覚、もっちり感があれば、OKです。
⑦首やデコルテなどにも使いましょう。
4,今回のまとめ
基本のお肌ケア、化粧水。保湿や収れんなど、目的に合わせてお肌にあったものを選びましょう。