何かといわれる【活性酸素の影響】紐解いていきましょう
目次
1,活性酸素とは
2、活性酸素の働き・影響
3,活性酸素抑制
4,今回のまとめ
1,活性酸素とは
活性酸素とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことです。ヒトを含む哺乳類の場合、取り込んだ酸素の数%が活性酸素になるといわれています。白血球から作られる活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能としての働きがあり、私たちの身体の働きを正常に保つうえでも不可欠な役割を担っています。
一方で、活性酸素には強い酸化作用があります。
通常、私たちにはこの酸化作用から身体を守る抗酸化防御機能が備わっており、活性酸素によるダメージを抑制・修復することが可能です。しかし、外部要因など何らかの原因で活性酸素が多く生成され、抗酸化防御機能とのバランスが崩れると、身体が強い酸化ストレスにさらされることとなり、老化、疲労、各種疾患などが引き起こされてしまうのです。
2、活性酸素の働き・影響
活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです。
- がん
活性酸素が過剰に産生されると細胞が傷つき、がんを引き起こす恐れがあります。 - 皮膚の老化
活性酸素が皮膚の細胞を傷つけることでシミ、しわなどの老化現象が引き起こされます。 - 生活習慣病
活性酸素が過剰に発生すると細胞に大きなダメージが加わり、その結果として、糖尿病、動脈硬化、脂質異常症などといった生活習慣病が引き起こされます。 - 脳神経疾患
過剰に産生された活性酸素は脳神経にも影響を与え、パーキンソン病、アルツハイマー型痴呆などを引き起こすとされています。 - 白内障
白内障は、目のなかにある水晶体が白濁する疾患です。加齢によって発症するケースが多いですが、それ以外の発症ケースとして、活性酸素の存在がそのリスクを上げていると考えられています。
3,活性酸素抑制するための生活
生活習慣で気を付けることは
たばこ・アルコールを避ける
ストレスを溜めない
軽めの運動する
基本的なことばかりですね☆
食べ物では
ビタミンC・・・ブロッコリー・パプリカ・キウイ・イチゴ・トマトなど
ビタミンE・・・ナッツ類・大豆・ウナギなど
ポリフェノール・・・赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなど
βカロチン・・・ピーマン・人参・かぼちゃなど
アスタキサンチン、フラボノイド、リコペン、セサミノールなども抗酸化作用があります。
4,今回のまとめ
活性酸素は息をしても発生します。そして生きていくためには必要なもの。でもストレス社会に生きる現代人は多く発生させすぎてしまいます。自分に向き合って、優しくする・・・身も心もつながっている活性酸素、意識して生活していきたいですね☆