皆様、「光毒性(ひかりどくせい)」という言葉をご存知でしょうか?エッセンシャルオイル、アロマオイルを使用する方には必須の知識です。今日は「光毒性」について調べてみましょう。
目次
1,光毒性とは
2,気を付けるべきエッセンシャルオイルの種類
3,今回のまとめ
1,光毒性とは
光毒性というのは精油(エッセンシャルオイル)を肌についた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与える作用をさします。
一般的に光毒性をおこす成分は柑橘系類に入っていると言われており、一番強いものはベルガモットになっています。
光毒性のある精油を実際に肌につけて光に当たった場合、どのようなことが起きるのでしょうか。原液もしくは濃度の高いものを肌につけて紫外線に当たった場合、 フロクマリン類という成分が紫外線のエネルギーを蓄積します。 その後そのエネルギーを皮膚内に放出するため、光毒性効果が生じ短時間で強い日焼けを起こします。
強い日焼けというのはやけどと同じになりますので、 しみだけでなく、時には重篤な被害になることもあります。 1%未満にうすまっていれば大丈夫という説もありますが、基本的に危ないものは使わない方が良いと言う ことですね。
2,気を付けるべきエッセンシャルオイルの種類
基本的に柑橘類に気をつけましょう。
ベルガモット・レモン・グレープフルーツ・ライムなどが代表的なものになります。特にベルガモットにはベルガプテンという非常に強い光毒性の高い物質が含まれています。
ただこのベルガモットのオイルから、光毒性のある物質を除いたものもあります。ベルガモットFCFというものがそれにあたり、ベルガモットフクロマリンフリーという意味になります。
もともとオレンジスイートやマンダリンに光毒性はないとされていますので、 柑橘系が好きな方はこの二つを選ばれると良いと思います
3,今回のまとめ
誰にでもなじみがあり、人気の高い柑橘系のエッセンシャルオイル。知識がないと怖いですね。オレンジスイートはあんしんと知りホッとしました。皆さまも安心安全に使用できるよう、知識を深めていきましょう☆
三重県松阪市高町185-1
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