「脱毛に通っているけど思うように結果がでない・・・」という方。アイムにご相談いただく方も多々みえます。
10回以上脱毛に通っても効果があまり実感できない場合、ホルモンバランスの乱れを疑ってみるのも一つですね。今日はまず女性ホルモンの影響について掘り下げていきます。
目次
1,女性ホルモンとは
2,脱毛に最適な時期は?
3,妊娠中の脱毛
4,今回のまとめ
1,女性ホルモンとは
女性の卵巣でつくられているのが「女性ホルモン」です。女性ホルモンは2種類に分けられ、
- エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉…妊娠の準備、女性らしい体づくり
- プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉…妊娠の維持
という役割を持っています。分泌のバランスは以下の図を参照にしてください。
2,脱毛に最適な時期は??
よく「生理中は脱毛ができませんと言われたんですけど・・・」という問い合わせを戴きます。
脱毛の効果のみを考えた場合、できない時期はありません。どの時期にしても脱毛効果が薄れるということはないはずです。したがってこの観点からいくとアイムでの回答としては
「生理中もおすすめ時期ではないですが、脱毛はできます(*VIO以外)。」
ではなぜお断りするサロンがみえるのでしょう?女性ホルモンの一つ「エストロゲン」は通常、女性らしさを保つ働きもあり肌の状態を整えて潤いを保つ作用があります。生理中はエストロゲンの分泌量が減るため肌が乾燥しやすくなります。そのため赤みやかゆみが出やすく、肌トラブルが出やすくなる時期でもあります。極力トラブルを避けたいサロンさんはお断りするのではないかと考えられます。
逆にエストロゲンが多く分泌する生理後1週間は外的刺激にも強くなるため痛みも感じにくくなり、脱毛を行うには最適な時期と言えます。
初めて脱毛を体験される方も、この時期を目安に脱毛を受けられた方が肌トラブルも少なく、脱毛効果も実感いただきやすいのでお勧めですね。
3,妊娠中の脱毛
妊娠すると、女性ホルモンが増えることにより体毛の増減に変化が起こります。
妊娠中は女性ホルモンの一つであるプロゲステロンが活発になりやすく、母体を寒さや外的刺激から守ろうと、体毛の毛周期を伸ばしたり、毛を濃くしたりする作用をもたらします。
そのため、妊娠中は体毛の毛周期が伸び、成長が止まったままの毛が多い状態になっていきます。
出産を終えて女性ホルモンの量が急激に減少すると、妊娠中に抜けるはずだった毛が一気に抜ける「分娩後脱毛症(産後脱毛)」になり、中には新しく毛が生えるまで薄毛状態が続く方もいらっしゃいます。
このように、妊娠時はホルモンの関係で毛の状態が不安定になってしまうため、アイムでは妊娠がわかったら脱毛を中断させていただきます。
また、産後の脱毛再開時期として、ホルモンバランスが整ってくる生理2~3回目以降、心身落ち着いてからがおすすめです。
4,今回のまとめ
女性ホルモンは女性である以上分泌される大切なホルモン。生理前や妊娠中など、影響を受けやすいと感じる方脱毛を控えることも必要になります。自分にしかわからない不調と真摯に向き合って、無理のない脱毛サイクルを見つけて下さいね☆